都立推薦受検者へのアドバイス

1/26から始まる都立推薦の検査が近づいてきました。
アップラボ在籍生においては、「面接」や「作文・小論文」練習も終盤を迎え、少しずつOKが出せる生徒も増えてきました。
また、南中でも「集団討論」練習が行われ、受験生の間でも徐々に緊張感が高まってきているのではないでしょうか。

さて、そんなラストスパートのこの時期、今日は都立推薦対策で何に最も力を入れるべきかを紹介します。

推薦では、ご存知の通り「面接」「集団討論」「作文・小論文(実技)」の3つの検査があります。
もちろん、全部の対策をきちんとするに越したことはないのですが、その中でも最も力を入れて取り組むべきは

圧倒的に「作文・小論文」!

なぜか?

理由は3つ

①配点が高い!
②考えを整理することができる
③表現する力が身につく

①配点が高い!
多くの高校で「面接」と「集団討論」に比べて「作文・小論文」は配点が倍です。「面接」の練習は、多くの生徒が家でも学校でも積極的に取り組むので、大きなアドバンテージを手に入れるのは難しいといえます。逆に「作文・小論文」は苦手意識を持つ生徒も多く、大きな差が付く検査といえます。

②考えを整理することができる
自分の考えを文字にするのは案外大変です。しかし文章にすることで、自分が何をどのように考えているのかを整理してまとめることができます。
例えば、以下の課題で作文を書いてみてください。
「将来の夢」・・・将来の夢と、それに向かって高校でどんな努力をするか
「努力したこと」・・・もっとも努力したことと、その経験をこれからどのように生かすか
「環境問題」・・・気になる環境問題と、問題解決に向けたあなたの考え
「時事問題」・・・気になるニュースと、そのニュースに対するあなたの意見
この4つを考える(文章にする)だけでも、大きな成長が見られるでしょう。
さらに色々な課題をHPなどで探して、徹底的に考え、自分の意見を持つようにしましょう。

③表現する力が身につく
自分の考えを他人に伝えるためには「表現する力」が大切です。普段なんとなく「~だと思う」「~ならいいな」「~すべきだ」と考えていることは、実際に表現しようとしてみると案外難しいと思うかもしれません。しかし、時間をかけて取り組んでください。
例えば、表現するときの言葉の選び方や順序、全体の構成などは、日本語ネイティブのあなたなら必ず上手くなります。

①~③を読んで、「これって面接や集団討論にも役立つんじゃない」と思った人

その通り

是非、文章を作って、友達や家族相手にプレゼン練習をしてください
推薦の3つの検査がまとめて練習できます

まとめ
「作文・小論文」は配点が大きいだけでなく、考えを整理し表現する力が身に付く
「作文・小論文」の練習は、実は「面接」「集団討論」の対策にもとても有効

“合格”は自分の力で勝ち取るものです
しっかり対策をして“合格”をグッと引き寄せてください

頑張れ、受験生!

コメントを残す

お知らせ

次の記事

インフルエンザ