土曜日授業

現在2/3(土)の朝8:00。
中3の土曜特訓が朝の8:30から始まるので、いつもより早く教室が開いています。
受験生は私立2/10から、都立2/23のテストに向けて最後の最後のラストスーパートです。

さて、皆様ご存知かと思いますが、大田区の小中学校では来年度から第2土曜日に授業が行われます。教室では保護者様から「なつかしいですね」「いいことだ」という意見を多く頂きました。一方、子供たちからは「ちょっといやだな」「土曜は出かけたい」などの感想が多数を占めていました。

では、なぜ今土曜授業が始まるのでしょうか?
学校からの案内にもあったかと思いますが、その理由を少しだけ具体的に数字と併せてお伝えします。

2020年度から小学英語が教科化されます。
それに先立ち、来年度から大田区内の小学校でも移行措置が取られます。

「それは知っています」

というかたがほとんどだと思いますが、
 これからの小学生が小学校で身に着けるべき単語数(文部科学省の目標値)をご存知ですか?

ズバリ700単語です。
(詳しく知りたい人は教室にTel)

ちょっと古いですが、2012年まで続いたゆとり教育時代、文科省は
中学生は900単語覚えればいいですよ~
と言っていたのと大違い。

もちろん、ゆとり教育の時代も
中学生たちは3年かけて、
頑張って頑張って900単語覚えました。
定期テストを年に4回、3年間で合計12回、
さらに、数えきれないくらいの小テストも頑張って、
やっと900単語覚えた人、覚えきれなかった人。

ということで、
小学生に700単語を理解してもらうためには
現在、圧倒的に授業時間が不足しています。
そのため(理由はほかにもありますが)
土曜日授業が再開されることになりました。

土曜授業は、子供たち同様、保護者様にも負担が大きくなることもあるでしょう。
でも、子供たちがみんな、日本語同様に英語を話せるようになったら素晴らしいと思いませんか?

数年後には土曜授業が月1回から2回4回と増えることも十分考えられます。もちろん、大変なことも多いですが、明るい未来のために、子供も大人も、学校も塾も頑張っていけたらと思います。

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